こんにちは!

先日のテレビの番組で、最新の脳科学の研究が放映されていて、”意思決定は、脳の中で偶然生まれる”ということがわかってきたというのです!!

脳の活動は海の波のようだというのです。大きい波があったり、小さい波があったり、一定のリズムがあったり、揺らぎがあったり・・・。脳の活動は次から次へと自然発生しているというのです。そして自分で意識とか自覚とか無関係に脳の活動は起きている。その波が偶然に大きくなった時に意思が発生するというのです!!

うーん。。。。意思って偶然なんだ。。。

マインドフルネス瞑想は、その無意識的な脳の活動を集中することで活動量を抑えることなんです。脳の活動量が多すぎると大きな波より小さな波が沢山押し寄せてしまうのですかね。だから、迷いも多くなり、自分の意思が偶然でもでてこない。

私は毎日30分瞑想するようになって、とても頭がよく働いている感じがします。そして、パッっと決断したり、優先順位が迷わなくなります。仕事の効率が上がり、時間を有効的に使えるマインドになれます。自分の脳の中って普通は自分ではやはりコントロールできません。

たばこや薬物、アルコールの依存症も脳による障害ですので、自分の意志ではどうにもならない部分があります。脳のコントロールは人間の永遠のテーマなのかもしれません。ですが、マインドフルネス瞑想をすると、そのコントロールができない小さなさざ波がが次々押し寄せるのではなく、きちんと大波が来て、ひらめき、意思決定ができる波をつくることができるのかな、っと思いながらこの番組を興味深く見入ってしまいました。

もっともっと脳科学でが発展して解明出来たらおもしろいですね。

さて、ヨガの先人たちは6000年も前から、瞑想やアサナをしてきました。脳科学なんて言葉もない時代に、人間の脳の動きを死滅させる(集中する)ということが、心の健康を取り戻す唯一の方法だとわかっていたからです。すごいとですよね・・・・。

私は今、ヨガ哲学を深めて学んでいます。ヨガの起源は6000年前のインダス文明の頃にはすでに確立されていたようです。インダス文明はとても現代の都市にとても近く、既に上下水道があり、レンガ造りの街だったようです。お風呂やトイレがあり、船もあり、メソポタミア文明との往来もあったそうです。とても平和的な都市で、権力者も存在してなかったようです。アーユルヴェーダという、健康科学医療のようなものもとても盛んだったようです。すごい文明です。そのころの日本はというと、まだ狩猟の生活だけをしていていたようです。すごい文明格差です!!

それらが口伝えでどんどん科学的になって6000年後、世界中で見直され、取り入れられるようになっていることが驚きですよね。私は東洋医学もとても好きでしたが、ヨガはまた更にもっと歴史を遡り、伝えられていたことに感動します。6000年も前からもっともっと前にも人間が生きて、生命を繋いできた。命あるものとして、健康長寿を願ってその方法を模索して、後世につなげてきた。その歴史がとても感動的でした。

しかし、その歴史ある場所はその後は権力者が出現して、どんどん変わっていってしまいました。

いつの時代も永遠はないのです。でも人の精神はつながっていくのです。ちゃんと世界中にヨガを行う人がいるのですから。

ヨガの最終の目的は自分自身が今いる場所で幸せだと感じて生きていくことだと、私は思います。決して宗教ではありません。心と体のバランスをとって、自分自身を毎日メンテナンスする方法です。先人たちの智慧です。

決して、山籠もりや修行したり、断食したり、無理をするものではありません。

もっともっとヨガを気軽に取り入れて、毎日を楽しく過ごせたらいいなと思います。

そして、ヨガの世界を沢山学んでみなさんにお伝えしたいと思います!

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